ワダカルシウムマガジン

カルシウムを貯金しよう!

「ピークボーンマス」という言葉をご存知でしょうか? 人間の一生のうちで、一番骨量が多い時期のことで、20代がピークと言われています。骨量は20代を過ぎると徐々に減少し始め、50代で大きな分岐点を迎えます。特に女性は要注意! 閉経を迎えるとホルモンバランスが崩れやすく、急激に骨量が減少し、骨粗鬆症の危険性が高まります。

丈夫な骨を作るために重要なカルシウムは、日本人にとって特に不足しがちな栄養素。骨の成長が活発である成長期では、大人に比べカルシウムの吸収率が高くなりますので、将来の骨粗鬆症を防ぐためには、幼少期にできるだけ骨量を増やすことが大切。骨量が増えるこの時期にカルシウムを貯金して、骨を丈夫にしておくことがとても重要なのです。

ただ、幼少期にカルシウムをあまり摂らなかったからといってあきらめるのは尚早。いつまでも歩き続けるための丈夫な骨を維持するために、カルシウムは生涯必要な栄養素なのです。